出版企画書は「企画書」「目次案」の2セット

出版企画書を作るといってもどの様なものを作ればよいのか分からないと思います。

また出版社によって求められているものが異なります。

 

岡山ビジネス書出版会議では「出版企画書」と「目次案」の2セットを作成していただきます。

 

1,出版企画書・・・下記の事をA4で1枚〜2枚程度でまとめて下さい。

・本のタイトル

・企画趣旨(本書で何を伝えたいのか)

・著者のプロフィール

・読者対象

・販促方法

・類書の情報

・執筆期間(通常は半年程度)

 

2,目次案・・・下記の事をA4で1枚〜2枚程度でまとめて下さい。

・本のタイトル

・章立て(通常は5章程度)

 ・小見出し
※全章を通して小見出しが50位が目安です。1つあたり4ページ×50で200ページになります。


テーマ設定:本はビフォーアフターの特効薬である事

である事が重要です。

 これを読んだらどうなるのか。読者はビフォーアフターの比較に反応する。

 

 ・テーマ作りの観点

(ビフォー)な(ターゲット)が(アフター)になる!

(どのような事を)する(独自ノウハウ)

 

例:あなたの会社が、90日で儲かる、感情マーケティング

 

◆読者の「痛み」にフォーカスするか、強い「願望」にフォーカスする。

  痛みや願望が強い程、エッジの効いた鋭いテーマになっていく。

 売れる本とはそのような題材であり、それがタイトルにも現れている。

 

著者として:そのテーマを語るふさわしさ

それは誰にでも再現性のあるものなのか。その根拠は?

  事実に基いていて、誰にでも再現出来る方程式を作り上げること。 

 

 

  この本で主張したい事は何で、それをなぜあなたが主張するのか。

  あなたは何のプロフェッショナルなのか。

  なぜこの本を読まないといけないのか。

  なぜあなたが書くのに相応しいのかを伝えられるようにする。

 

あなたのノウハウを「言語化」して伝える事

  「もくじ」はその書籍ならではの専門性を感じるようにする事と、それを「言語化」する事が重要。

「他の分野でも言える事」ではなく、「この題材だからこそ」言える内容を、具体的に表現する。

  多くの人が喉から手がでる程欲しい結果を

  あたなでしか提供出来ないと思わせられる言葉で

  目に浮かぶ程のリアリティを持たせて

 

 参考もくじ事例:

  ・潰れる店舗には玄関に共通の特徴がある!

  ・“独自のウリ”をチラシで表現するだけで売上600%アップした事例

  ・良い営業マンを育てたければ“価格交渉”を無くす

 

 BAD事例:
   ・潰れるお店とは?
   ・集客できるチラシとは?
   ・良い営業マンを育てる!